マレーシアのスタートアップ環境メモ

基本情報

人口:約2990万人※2015年は約3080万人
インターネット人口:約2060万人(約68%)
SNSユーザー:約1800万人(約59%)
携帯電話普及率:約4190万台(149%)

近隣アジア諸国と比較。

GDP:$312B※2011年は$288B

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内訳は
サービス業:55%
コンサルタント:3%
製造業:25%
農業:8%
鉱業:9%

サービス業・製造業にサービス提供する強いスタートアップを知りたい。

Malaysia’s total information technology (IT) spending is forecast to grow by 7.4% to hit RM68bil this year while the global IT spending will total US$3.8tril in 2014, a 3.2% increase from last year.

ITの注目が集まっている。
マレーシアがITにかけた費用は7.4%上昇してRM68B(US$22B)
世界でITにかけられた費用はUS$3.8T(去年から3.2%成長)

調達環境とスタートアップの特徴

シードの場合、平均投資金額はUS$250K~US$300$
スタートアップのステージによって関与する投資家の属性が異なることが特徴
アーリーステ―ジにおいては国家が関与することが多い。
エンジェルの数は現在は少ないが増加傾向にある。
通常シードVCのファンドサイズはMR50M(5億円)前後※1マレーシアリンギット=25円
シードでの平均調達金額は250~300k
創業者の80%以上は男性である。

投資家

■MAVCAP
Axiata デジタルイノベーションファンドを設立
資金の70%ブミプトラ(現地のマレーシア人)の起業家にのみ割り当てられる

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■MDV(マレーシア・デット・ベンチャーズ)
※政府傘下
ファンドサイズ:MR1.5B(約433億円)
→MR:1B(約289億円)がICT 企業
→RM300M(144億円)はイオテク企業向け融資に充てられる

自社のポジショニングについて言及しているマップ(縦軸がリクス、横軸は事業目的)によると
MDVが出資する事業はベンチャーキャピタルが出資する事業と比較してローリスクであり、目的は利益最大化と、国家貢献の間に位置する。

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Investment Account Platformなどのプラットフォームを通して投資・融資を受ける。

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SME Investment Partner(民間セクターからの資金調達をマッチング)

【コミュニティー】
2009年に活発化した。イベントの開催など
・Startup Grid
・Startup Weekend
・Open cofee Club
・DMM360
・Grill or Chill
・LVL Up KL
→毎最終水曜日にKLにて開催、テクノロジーサイドの人間が多い
・Open Coffee Club KL
→各地で開催

注目されているスタートアップ
・GrabTaxi
・KFit
アセアン6都市でサービス展開
USD3.25M(シリーズA) 18か月で20-30都市にサービスを拡大予定
・FashionValet After
数百万$調達
・ServisHero
ローカルのオンデマンドサービス運営
シードでUSD750kの調達
・Katsana
GPS 技術を利用。配車サービスのドライバー向けのサービスを提供。

■コワーキングスペース
The Co.
Hideout
Fluent Space
Success Factory
MaGIC Space

■アクセラレーター
MaGIC Accelerator Programs.
Tune Labs Accelerator.(1年間のプログラム)
1337 Accelerator
WatchTower and Friends Accelerator.(MR50Kの投資)
Startup Next Pre-Accelerator.(5週間のハンズオンで行うメンタープログラム)

■政府機関
シンガポールやチリと似てマレーシアでもスタートアップエコシステムに政府が深く関与している。
とくにアーリーステージにおいてはVCが9社あり、そのうち、5つは政府所有のものであり、残りもなんらかの形で金銭的支援を得ている。
2001: MAVCAP
2003: Cradle Fund
2014: MaGIC
2015: Social Entreprise Blueprint

■政策
・テクノロジー企業には10年間税金がかからない
・外国人労働者はVISAが2週間で獲得できる。

■Exit
SE Asiaのトップ7の IPOうち5社はマレーシア発の会社。

■その他
諸経費がかなり低い(シンガポールと比較して※生活コストは最低でも40%削減できる)
ガバナンスやインフラが整っている。(インドネシアと比較して)
インド、中国、インドネシアシンガポールと同様にアジアの経済の中心に属している。
他民族国家である。(マレー系、中華系、インド系)
※中華系は人口の1/3だが、経済の70%を占める
※9万人の国際学生がいる。
※約7000の多国籍企業が運営されている
よってマレーシアで立ち上げ→シンガポールに移動というケースもある(Glabなど)

欠点としては国内のマーケットサイズやベンチャーキャピタルが足りていないこと。
市場機会を近隣諸国と比較するとフィリピン、インドネシアより劣るがタイ、ベトナムよりは優れている。

サイバージャヤはマレーシアのシリコンバレーと言われている。
大前研一さんがマレーシアの経済アドバイザーを務めていた時に、元首相マハティールに提案してできたハイテク工業団地。
そのサイバージャヤの都市開発を担当した不動産ディベロッパー「Cyberview社」とオバマ大統領の提案で2014年に設立された起業家支援センターが「MaGIC(Malaysian Global Innovation & Creativity Centre)」

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